所得控除の計算(3) | 紹介実績NO.1のビスカス 税理士紹介センター

確定申告書の書き方

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所得から差引かれる金額(所得控除)(3)
雑損控除
災害や盗難、横領により住宅・家財などに損害を受けた場合、または災害関連支出(災害により住宅家財の取り壊しや除去を行うための支出)をした場合に受けられる控除です。
雑損控除額は以下の計算式で求められます。
雑損控除の計算式
  • ・災害関連支出-5万円
  • ・損害金額(含む災害関連支出)-保険金などで補てんされる金額-(第一表⑤+退職所得金額)×0.1
  • 雑損控除=上記のうちどちらか多い方の金額
第一表
  • 「17:雑損控除」
    上記の計算で求めた雑損控除額を記入します。
  • 「17:雑損控除」
第二表
  • 「17:雑損控除」欄に該当事項を記入します。
  • 「17:雑損控除」
医療費控除
支払った医療費が、一定の金額を超えている場合に受けられる控除です。
医療費控除額は次の計算で求められます。
医療費控除額の計算式
  • 医療費控除額=支払った医療費の総額-保険金などで補填される金額-10万円
  • (「第一票5欄+退職所得金額」が200万円以下の場合は、10万円ではなく「第一票5欄+退職所得金額」の5%を引く)
第一表
  • 「18:医療費控除」
    上の式で求めた医療費控除額を記入します
  • 「18:医療費控除」
第二表
  • 「18:医療費控除除」欄に、支払った医療費の合計、保険金などで補てんされる金額を記入します。
  • 「18:医療費控除除」
寄付金控除
国や地方公共団体、社会福祉法人に寄付を行った場合などに受けられる控除です。
寄付金控除額は以下の計算で求められます。
寄付金控除の計算式
  • ・寄付金の合計
  • ・(第一表5欄+退職所得金額)×0.4
    寄付金控除額=上記のうちいずれか少ない方の金額-5,000円
第一表
  • 「19:寄付金控除」
    上の式で求めた寄付金控除額を記入します。
  • 「19:寄付金控除」
第二表
  • 「19:寄付金控除」欄に、寄付先の所在地・名称、寄付金の合計、寄付金のうち都道府県等への寄付金の合計を記入します。
  • 「19:寄付金控除」
合計
これまで計算・記入した所得控除額を合計します。
第一表
  • 「20:合計(16+17+18+19)」
    「16:6~15までの計」~「19:寄付金控除」までの金額の合計を記入します。
  • 「20:合計(16+17+18+19)」
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