クラウドの会計ソフトで有名なものの1つがfreeeの会計ソフトです。しかし、freeeの会計ソフトにはいくつかの種類があり、導入を考えている場合は、自社に合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、freeeの会計ソフトの特徴や種類、それぞれのソフトでできることを解説します。
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freeeの会計ソフトの特徴とは
まずは、freeeの会計ソフトがどのようなソフトなのか、その特徴から見ていきましょう。
freeeの会計ソフトを販売しているのは、スモールビジネスの各成長段階をサポートするサービスを提供しているfreee株式会社です。会計ソフト以外にも、様々なソフトなども提供しています。
freeeの会計ソフトの特徴は、インターネット上で起動して使うクラウドソフトということです。自分のパソコンにインストールして使う会計ソフトとは違い、インターネットが使える環境であれば、どのパソコンでもfreeeの会計ソフトを使えます。また、WindowsとMacの両方で使うことができるほか、スマートフォンでも使用可能です。
銀行口座やクレジットカード、レジなどのさまざまなサービスとの連携も可能で、データ入力の手間を削減できるほか、売掛・買掛管理や見積/請求書の発行も行うことができるので、自社に合わせた様々な運用方法が可能です。
80万もの事業所が利用する会計ソフトであるため、安心して使えることもfreeeの会計ソフトの特徴の1つです。
freeeの会計ソフトの種類と機能
freeeの会計ソフトの種類と機能
freeeの会計ソフトは、大きく分けて法人向けのものと個人事業主向けのものがあります。freeeの会計ソフトでは、法人向け・個人事業主向けそれぞれで複数の料金プランが用意されており、プランごとに使える機能などが異なります。freeeの会計ソフトのラインナップは以下のとおりです。
①会計フリー(法人向け会計ソフト)
サポート名 | 機能・特徴 | 基本料金(税抜) |
---|---|---|
ミニマム |
|
月額2,380円 年間プラン 23,760円 |
ベーシック |
|
月額4,780円 年間プラン 47,760円 |
②freee(個人向け会計ソフト)
サポート名 | 機能・特徴 | 基本料金(税抜) |
---|---|---|
スターター |
|
月額980円 |
スタンダード |
|
月額1,980円 |
プレミアム |
|
年額39,800円 |
法人向け、個人向けともに、1ヶ月の無料トライアルもあります。
どのfreeeの会計ソフトを選ぶべき?
上述したとおり、freeeの会計ソフトには、法人向けの会計フリーと個人事業主向けのfreeeがあり、それぞれに複数の料金プランがあります。顧問税理士がfreeeの会計ソフトを使っている場合は、原則、どの料金プランを選ぶかは顧問税理士と相談して決めることになります。
日々の取引の入力を中心に、必要最低限の機能を使うことを目的として会計ソフトを利用する場合は、基本の「ミニマム」や「スターター」を利用します。より多くの機能を使いたい場合や業務の効率化を図る場合は、「ベーシック」や「スタンダード」を利用しましょう。
個人事業主の場合、消費税申告書の作成は「スタンダード」以上のグレードの製品で可能です。また、顧問税理士がいない場合は、電話サポートのついた「プレミアム」を利用したほうが良いでしょう。
freeeの会計ソフトのメリットとデメリット
freeeの会計ソフトの導入を検討する際には、メリットとデメリットをしっかり把握しておく必要があります。そこで、freeeの会計ソフトのメリットとデメリットを見ていきましょう。
freeeの会計ソフトのメリット
freeeの会計ソフトのメリットには、次のようなものがあります。
①簿記の知識がなくても入力できる
freeeの会計ソフトは、自動仕訳による帳簿作成を採用したり、銀行・クレジットカード明細・レジの取込を実現したりと、会計担当者が簡単に会計データを入力するための工夫が多くされています。もちろん、取引の手動入力も可能です。そのため、会計初心者から経験豊富な人まで、ストレスなく会計データを入力できます。
②サポートが充実
freeeの会計ソフトでは、プランに応じて様々なサポートを受けることができます。メールでの問い合わせの他、リアルタイムでのチャットサポートや電話サポートなど、受けたいサポートによりプランを選ぶことも可能です。詳細な使い方が記載されているヘルプページも充実しているので、スムーズに作業が進みます。
③業務効率化
freeeの会計ソフトでは、POSなどの店舗系サービスやクレジットカードなどの決済系サービス、電子マネー、税務ソフトなどと連携することが可能です。そうした機能によって多くの手間が削減でき、業務効率化を図ることが可能です。
freeeの会計ソフトのデメリット
freeeの会計ソフトのデメリットには、次のようなものがあります。
①ランニングコストがかかる
freeeの会計ソフトは、買いきりではなく、月額または年額の課金制となっています。そのため、パッケージ製品よりランニングコストがかかる場合があります。導入する際には、費用対効果をしっかり分析しておきましょう。
②慣れるまでに時間がかかることも
freeeの会計ソフトは、自動仕訳による帳簿作成が可能ですが、手動での入力が全く必要ないということではありません。他のソフトから乗り換えた場合に、今まで使ってきたソフトと設定方法が異なったり、項目が多いということもあります。そのため、使い始めのうちは、思ったよりも時間がかかることもあります。
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まとめ
freeeの会計ソフトは、さまざまな料金プランがあり、自社に合ったものを選ぶことができます。ただし、freeeの会計ソフトにはメリットもデメリットもあります。使い始めてみると、想定していた動作や仕様ではなかったという可能性もあります。freeeの会計ソフトでは、1ヶ月の無料のお試しプランがあります。まずはこのプランを利用するのも良いでしょう。
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▼参照サイト
- https://corp.freee.co.jp/
- https://www.freee.co.jp/houjin/
- https://www.freee.co.jp/houjin/price/
- https://www.freee.co.jp/kojin/?referral=yh_freee_kaikei
- https://www.freee.co.jp/kojin/price/index_a-ver.html?referral=yh_freee_kaikei&utm_expid=.QispiNbVSMOxDeu5T0c7FQ.1&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.freee.co.jp%2Fkojin%2F%3Freferral%3Dyh_freee_kaikei