アメリカのメジャーリーグチームであるドジャースが、エンゼルス時代から専属通訳として大谷翔平選手を公私ともにサポートしてきた水原一平氏を解雇したと発表しました。その背景に、水原氏が違法なスポーツ賭博に関与していたという疑惑が浮上しており、世界中で話題となっています。
※記事の内容は2024年3月21日時点の情報を元に作成したものであり、現在の内容と異なる場合があります。
水原氏には約6億8000万円の借金があることも発覚!大谷選手が肩代わりしたとの報道も
アメリカのスポーツ専門局であるESPNによると、水原氏は2021年から違法なスポーツ賭博を始めていたと発表しています。そして、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)もの借金を抱えているようです。
この借金について、大谷選手の広報担当によると、大谷選手が肩代わりして送金していた(現在は発言を撤回)と説明しています。なお、大谷選手本人は違法賭博への関与はないとされています。
水原氏が行っていたとされているのは「スポーツベッティング」といわれる賭博で、野球やサッカー、バスケットボールなどを対象に、試合結果や特定の事象についてお金を賭けるもの。アメリカの40州近くで合法化されているものの、カリフォルニア州では依然として違法となっているようです。
水原氏は大谷選手といつも行動をともにしており、日米のファンからも高い人気を博していました。そのため大谷選手の精神面も心配されるなか、大谷選手が仮に借金を肩代わりしていた場合は別の問題が浮上するのではと考えられます。
過去には秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者の金銭トラブルにおいて、和解金を眞子さんが肩代わりしたのではという疑惑がありました。この際、和解金の工面のために夫婦間贈与が行われたとして、贈与税がかかるのではないかという報道がありました。
今回の件で、大谷選手が水原氏の借金を肩代わりしていた場合、日本の税制が適用されれば最大55%の贈与税が課税されるかもしれません。
ただし、債務者が明らかに債務超過の状態である場合は、贈与税はかからない可能性もあり、今後の展開に注目が集まります。