21日目
三七日法要

三七日法要は、故人が亡くなってから21日目に行われる仏教の法要で、洒水忌(しゃすいき)とも呼ばれます。初七日忌・二七日忌・四七日忌・五七日忌・六七日忌・七七日忌と、49日まで7日間に一度行われる一連の法要の1つです。近年では、生活様式や習慣の変化に伴って、二七日から六七日までは省略する方も増えています。

故人の成仏を願い、遺族や親族が集まり僧侶の読経を通じて供養を行います。三七日はその3回目にあたるもので、故人が生前に犯した不貞の罪について宋帝王(そうていおう)や文殊菩薩によって審判されるとされています。

葬儀後の負担を軽減するために、葬儀業者や寺院と事前に相談しておくと安心です。

注意点・アドバイス

三七日法要をスムーズに行うためには、事前の準備が重要です。まず、僧侶を招いて読経をお願いする場合は、宗派や地域の習慣によって進め方が異なるため、早めに相談し、段取りを確認しておくことが大切です。

また、法要の場所や参列者の人数に応じて供物やお花の手配、会食の準備を行いましょう。法要の進行中は、家族が感情的になりやすいため、進行役を決めておくと安心です。さらに、法要を終えた後は、故人の遺志や家族の意向を尊重しつつ、次の法要や今後の手続きについても見通しを立てておくと、余裕を持って対応できます。

三七日法要のお布施の相場は、宗派によって異なりますが3万円程度です。

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