49日目
満中陰志（香典返し）
満中陰志（香典返し）は、故人の葬儀や通夜で頂いた香典に対して感謝の気持ちを表すために、49日法要が終わった後に贈る品物です。この49日法要をもって故人の霊が成仏するとされ、香典返しのタイミングもこの法要が一区切りとなる時期が一般的です。
お返しの品物には「満中陰志」や「志」と書かれたのし紙をかけます。品物としては、食品や日用品、最近ではカタログギフトなどが人気です。また、感謝の気持ちを表すため、送り状を添えることも忘れないようにしましょう。
香典返しを行う際には、地域や宗派によって細かい慣習が異なる場合があります。葬儀業者の助言を仰ぐなど、適切な品物を選ぶことが大切です。
注意点・アドバイス
香典返しの準備は、49日法要の前に済ませておくのが理想です。香典を頂いた方々へ感謝の気持ちを込めて、半返し（頂いた金額の半分程度）を目安に品物を選びましょう。特に遠方からお香典を頂いた方には、配送の手配も必要となるため、早めに準備を進めることが重要です。また、送り状には感謝の気持ちを表す文面を添えましょう。
さらに、地域や宗派によっては、品物やタイミングが異なることもありますので、葬儀業者に相談し、地域の慣習に合った形で対応することをおすすめします。手続きが多くなる時期でもあるため、専門家のサポートを活用することで、負担を軽減できます。
